ザックの話 ⑥

登山しない人のために、念のため。

登山には縦走登山とベース型登山とがあります。


前者は、荷物全部背負って次の宿泊地へと移動していくスタイル。

後者は、特定の場所をベースキャンプとし、そこから山を(一泊するなら複数の山を)目指すスタイルです。


どちらが好きとかそういうことではなく、行く先の山次第で決まってきます。

縦走登山であれば、荷物全部背負うので、ザックは一つで十分です。

しかし、ベース型登山の場合、頂上に登るにしてもどうせベースキャンプ地に戻ってくるので、全部の荷物を背負っていく必要はありません。

これがテント泊になると、ベースキャンプ地までは大荷物で、それを入れるザックも大きいものになります。

頂上行くのにスカスカの大きいザックを背負っていくのも理に適いません。

ザック自体も重いしね。


ということで、便利なのが、サブザック。

サブザックという言い方が正確だどうか分かりません。

アタックザックとも言いますね。

サブリュック?

なんだろ。


名称は置いておいて、最初に導入したのが、ノースフェイスのFLYWEIGHT

RECON



だった気がする。

もう全然記憶にないのですが、これの旧モデルだった気がします。

小さくコンパクトになるので、とても便利。

そのかわり、ふにゃふにゃなので、ピッケルやポールを装着することができません。

ザックの背板もなし。

ヒップベルトもなければショルダーハーネスもぺらぺら。


まあ、ベースキャンプから頂上まで距離がないのであれば、これで十分。

…雪山でなければ!!


このザック、メッシュ部分が多いんですが、雪山で使うと雪がメッシュ部分にくっついてしまうんですよ。

それがじわじわ溶けて、ザックを湿らす結果に…。


小さいポケットも多くて使いやすかったのですが、雪山向きではないことから友人に譲りました。






carrying a tent

主に、自身の登山記録及びキャンプの記録となります。 また、利用している登山用具やキャンプ道具などの紹介とレビューを行います。

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