ストーブの話⑤
ストーブの話、その⑤です。
火器好きなもので、このシリーズが長くなってしまいました。
さて、ガソリンストーブまで話をしました。
ガソリンストーブは寒さにも強く、とても便利なのですが、如何せん「ポンピング」や「余熱」などの事前の儀式が必要となります。
テント泊などの時はいいかも知れませんが、日帰り登山の際に「ちょっとコーヒー飲みたいな」というワンポイントで素早く火が必要となる場面には向きません。
そういうときに一番手っ取り早いのが、アルコールストーブ。
私はtrangia(トランギア) アルコールバーナーを使っています。
アルコールを入れて火を付けるだけ。
簡単です。
しかも軽い。
燃料代も安い!
ただし、火力は…まあ、それなりです。
風にも弱い。
火力調整も難しい。
ガス、ガソリン、アルコールを比べると、アルコールが一番いい所がない。
軽さ優先のULの方向きかもしれませんね。
私の山行スタイルからすると、残念ながらメインの火器にはなりません。
それでも、単純に火を付けるという原始的なところが、アウトドア心をくすぐります。
焚き火に近い感覚でしょうか。
故に手放せない一品です。
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