ストーブの話②
前回の続きです。
さて、ガスストーブですが、前回紹介したものはガスカートリッジの上にバーナーを装着するタイプのものでした。
それとは別に、分離式のものもあります。
EPI SPLITストーブ
これは足がしっかりしており、かつ、低重心となるため、大きい鍋などの料理に向いています。
多少嵩張りますが、これを使う時は大人数での山行になりますので、みんなで荷物をシェアすれば、多少の嵩張りも気になりません。
むしろこれを使う時は食材の方が嵩張って重くなるかなー。
ところで、こういった火器には輻射熱というものがあります。
前回の記事にも書きましたが、ガスストーブは低温に弱い。
ガスカートリッジの上にストーブを装着するタイプのものは、輻射熱によりストーブの下にあるガスカートリッジも暖まり、いくらか低温でも持ちこたえてくれます。
しかし、この分離式タイプのものの場合、ガスカートリッジとストーブが分離してしまっていますので、ストーブの輻射熱によりガスカートリッジが暖まるということはありません。
故に、低温だと上下式のものより火力が弱いように感じます。
まあ、ガスカートリッジ式のストーブは3シーズン用だと割り切ってしまった方がいいですね。
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