テントの話 ブラックダイヤモンド テンペスト
前回記事の続きです。
ヒルバーグのスタイカとソウロの2体体制で今後の山行を考えていましたが、不都合が全くないわけではありません。
まず重量。
ソウロは2㎏台なのでいいですが、スタイカはなんと4㎏。
これにフットプリントを付けたら、さらに増量です。
そう、重いのです。
全然担げる範囲ではあるのですが、縦走しているときに「もう少し…せめてあと1㎏軽かったら…。」と思うこともしばしば。
次にサイズ。
スタイカは、長辺は3メートル。
短辺で2メートル30センチ。
…。
皆さんのテントと比較して想像してください。
短辺で2メートル超えですよ。
2人用のテントのくせに!
涸沢や樹林帯でのベースキャンプには向いていますが、稜線上のテント場ではかなり厳しいサイズです。
以前、穂高岳山荘のテント場に泊まったとき、ガラガラで場所を選びたい放題だったのに、スタイカを設営できる場所がありませんでした。
結局、小屋の方と相談し、ヘリポートの脇に設営したという状態。
というわけで、2体体制でいこうと思いつつ、心のどこかに「稜線で張れる2人用テントがあれば…」という気持ちがありました。
そんなとき、何気なくヤフオクでテントを見ていたところ…あるじゃないですか。
すごいテントが!
それが、先に挙げた写真、ブラックダイヤモンドのテンペスト。
日本の正規代理店であるロストアローのHPに記載がないので、並行輸入品でしょう。
使用感を探るべくインターネットで色々調べましたが、使っている人なんておらず、よく分かりません。
分かったのは、ブラックダイヤモンド傘下のビブラーテントが作成していること、ビブラーテントの独自素材であるToddTedを使用していること、ToddTedは、テント内側に起毛素材を貼り付けてあるため、結露してもしたたり落ちてこないという素材であること…くらいでしょうか。
さて、サイズを調べてみたところ、短辺で147センチ、長辺はよくわかりませんが、前室入れて3メートルくらいでしょうか。
スタイカと比べて長辺はあまり変わりませんが、短辺がぐっと短くなります。
それでも普通の2人用テントより大きいですね。
どうしたものか…しかし、ヤフオクの入札開始金額がお安い…うむむ。
しばらく様子を見ることとし、終了時間30分前に確認したところ、誰も入札しておらず!
ううううううううう…………ぽち。
落札しちゃいました。
このテントはまだ使用していないので、使用感等は追々アップします。
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