山の会と単独行について思う
昔ながらの「山岳会」ではないですが、「山のグループ」的なものには参加しています。
一つは「登友会」。
もう一つは「うさぎとかめ」。
登友会は、みんなで山を楽しもう!という会で、参加者の年齢層、山歴もバラバラ。
最大公約数で楽しめる山をチョイスし、毎月一回山行を行います。
参加も義務とかはなく、予定が合う人だけで行く。
4人くらいのときもあれば、15人くらいのときもある。
少しずつスキルアップしてきており、テント泊出来る人もだいぶ増えてきた。
行ける山の範囲も広がり、最近は北アルプスにも行けるほどに。
もう一つのうさぎとかめは、エクストリーム登山。
30年前くらいの山の地図を持ってきて、現在の地図では破線ルートにもなっていないような廃道を登ったり、ロープ出してバリエーションルートを攻めたり、まあ色々やっています。
最近はリーダーが岩登りに傾倒してしまっているので、あまり山行は計画されていません。
私は諸事情により岩登りを止めているので、リーダーの岩登りに同行していません。
このように思いっきり両極端にある二つの山の会に所属しているせいか、たまに独りで登りたくなります。
独りで準備して、独りで調べて、独りで登山口に向かい、独りで登り始める。
独りでテントで過ごし、独りで朝を迎える。
ぼっち好きの私にはたまりません。
さて、単独行についてですが、単独行について話をすると、「独りじゃ危ないからやめた方がいい」と言われることがあります。
さて、本当に独りは危ないでしょうか?
確かに、登山客が全くいないルートに独りで行くとなると、何か起きた時にエスケープ出来ないので危険でしょう。
仰るとおりです。
でも、登山客が多い山では、単独行はそれほど危険とは言えません。
むしろ、「連れて行ってもらう」と思っている人がたくさんいる団体の方が危険だと思います。
現在地がどの辺りか、山頂まであとどれくらいで、どの辺に注意箇所があり、水場がどこにあるか…そういったことを知らず、地図も持たずに連れて行ってもらってる感覚の人とは登りたくありません。
夏場のツアー登山のシーズンがそろそろやってきます。
恐ろしい集団が山に増えるシーズンです…。
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